2026年1月30日、インテックス大阪で開催されたHYROX大阪に出場してきました。
共に初出場となる友人とのメンズダブルスの結果は77分55秒。目標の90分切りを大幅に達成することができました。
この記事では、HYROX初挑戦の全記録、各種目の体験から学んだこと、今後の目標まで余すことなくお伝えします。

秩序です。X(旧Twitter)もやってます。
【HYROX】Men’sDoubles:77分
【📌 この記事で分かること】
✅ HYROXの素晴らしさ
✅ 各8種目の実際の体験と攻略のコツ
✅ ダブルスでの連携ポイント
✅ 大会当日の会場の雰囲気
✅ 次回に向けた改善点と今後の目標
目次
(クリックで該当箇所へジャンプします。)
はじめに:HYROXとの出会い
▷HYROXとは?
HYROXとは、8kmのランニング+8種目のワークアウトを交互に繰り返すフィットネスレーシングです。

起源は2017年、ドイツ・ハンブルグ。
日本では、2025年8月に横浜で初めて開催されました。
詳しくは以下の記事で解説しています:
▷なぜHYROXに挑戦することになったのか?
きっかけは友人の日向でした。
2025年6月 – 日向がシカゴで HYROX世界選手権 を発見
2025年8月 – 日向が HYROX横浜 にボランティアとして参加

2025年10月 – 日向&秩序:HYROX大阪 のメンズダブルスに応募(参加費:¥19,000)
大会に向けて、2人で同じウェアも購入しました。
HYROX × PUMA yellowタンクトップを着用して参戦することに決定。

大会前の準備:目標設定と練習
▷練習回数
【日向の練習】
- HYROX練習会2回参加(各60分)
【秩序の練習】
- メディシンボール5kg購入
- 自宅でウォールボール&バーピージャンプの練習
正直、お互いほとんど練習せずの状態での初出場でした。
▷目標設定:90分切り
初めてのHYROX。目標は90分に設定しました。

なぜ目標を90分にしたのか?
- 初心者の平均タイムは90〜120分
- インフルエンサーが初出場時にサブ90を掲げていた
- 2人のマラソン経験:日向サブ4.5 / 秩序サブ4
2人ともに初めての挑戦なので、大テーマ “全力で楽しむ” を念頭に置いた上で、基準値として90分を設定しました。
当日の様子:77分の全記録
▷スタート前:会場の雰囲気
中に入った瞬間、圧倒されました。
音楽がガンガン鳴り響き、まるでクラブやフェスのような雰囲気。
会場を見渡すと、YouTuber、インフルエンサー、Netflixの筋肉リアリティーショーに出演していたアスリート、元プロサッカー選手、アイドルまで。有名人だらけの空間でした。

ボディペイントシールや応援ボードも充実していて、すべて無料でGIVEしてくれています。
レッドブルもそのへんに置いてあったり配っていたり、飲み放題状態。
日本での開催は2回目ですが、“HYROX”という競技の規模の大きさ、そしてギブの精神には驚かされました。

競技は10分ごとにスタートするので、途切れることなく常に競技が行われています。
観客は見ていて飽きない、選手も周回遅れなどがわかりにくい。
**万人のためのスポーツ**というコンセプトに沿っていて、よく設計されているなと感じました。
▷自分の心境
入った瞬間にワクワクしかありませんでした。
レース前からアドレナリンが出ているのを実感するくらいの興奮状態。
会場の雰囲気、その場にいる人たちの熱気、見渡せば有名人・インフルエンサー。
五感のすべてを刺激してくれる最高の空間でした。
とにかく刺激的で、この記事を書いている今でも余韻が忘れられていないくらいです。
▷ウォーミングアップ

ウォームアップゾーンでひと通り練習しました。
僕に関しては正式な器具を触るのが初めてだったため、動かし方、重量・高さなどの体感を覚えながら軽く練習。
日向との交代の方法やタイミングなども入念に打ち合わせてレース開始に備えました。
▷いざスタートトンネルへ
最終チェックで同時刻スタートの参加者が集められ、
MCの方に心の準備を問われ、出場回数を問われ…ペアとハイタッチなどしました。
この時点でボルテージは最骨頂。盛り上げ上手なMCに感謝です。

スタートトンネルでは青い光に照らされ、下からは煙。
そこにいる同時刻スタートの同志たちとカウントダウン。
アーチの先にはカメラを構えた観客たち。自分がアスリートになった気分でした。
▷各種目の体験
ここからは、各種目の体験を詳しくお伝えします。
Run(ランニング)- 1km × 8回
ランで最も難しかったのは、周回を数えながら走ることでした。

- 1回目のラン:INアーチを3度見たタイミングでROXゾーンへ
- 2〜7回目のラン:INアーチを4度見たタイミングでROXゾーンへ
- 8回目のラン:ウォールボールゾーンを4度見たタイミングでウォールボールゾーンへ
これを意識しながらできる限りのスピードで走る。
肉体と同時に頭も使わなければなりません。
レース後にSNSを見ると、ランが足りておらずにペナルティを食らっている参加者を結構見かけました。
僕も日向もフルマラソン経験者ということで、ランは比較的楽でした。
(→ 総合順位250位に対して、ランのみの順位は183位)

ラン中は休めている感覚があり、次のROX種目を考えたり、ペースやその時点でのタイムなどを計算しながら走っていました。
ただ、HYROXはランナーよりボディーメイカー(筋トレ)を主戦場にしている人の流入が多いイメージなので、この辺の感覚は人によって変わるかもしれません。
ポイント: ラン8km(50%)、ROX8種目(50%)なので五分五分に見えますが、ROX種目の1つが占める割合は6.25%。ランの比重の方が実は高い競技です。
1:Ski Erg(スキーエルゴ)- 1000m

やってみて、意外と楽でした。
ペースを考えて、息が上がりすぎないように漕ぐことが大事だと感じました。
ただし、どうすればより早く終わらせられるのかに関しては、経験とコツが必要です。
自分が早いのか遅いのかが分かりにくい種目でした。

2:Sled Push(スレッドプッシュ)- 50m

ウォームアップでの練習時は152kgがとても重たく感じていました。
しかし、[1kmラン→スキーエルゴ→1kmラン] を終えた後のスレッドプッシュは、体が温まっていたからか、軽く感じられて案外楽に進めました。(実際に、この種目だけの順位を見ると755組中178位でした)

気づき: ウォームアップゾーンの自走式トレッドミルでランの練習をしなかったのですが、スタート前にある程度走って汗をかいておく(体を温めておく)ことの重要性を感じました。
3:Sled Pull(スレッドプル)- 50m

プルは、練習の時から得意な感覚で、安定して引けました。
ただ、後から自分の映像とプロの映像を見比べると、引き方が少し違っていて、まだまだ改善の余地がありそうだとも思いました。
12.5mを2往復しますが、そこはそんなに苦に感じませんでした。
というより、やっている時は目の前のことに夢中で、きついとか考える余裕がなかったのかもしれません。(とにかく早く,とにかく引くということだけを考えてました。)

4:Burpee Broad Jump(バーピーブロードジャンプ)- 80m

1、2を争うキツさでした。
心肺機能は確かにやられるし、地面に胸をついてから足を引き上げる際に意外と腹筋も使います。
全身の筋肉に加えて肺も使う種目だったのでここで結構消耗した印象です。
ダブルスだったからよかったですが、これをひとりでやると考えると恐ろしいです。

5:Rowing(ローイング)- 1000m

ここも比較的楽でした。
引いてから戻る時にお尻の台座がついてこなくて1度踏み外しました。これも経験ですね。
種目自体は楽でしたが、スキーエルゴと同じでどうすればより速くなるのかが今のところ分からずという感じです。(プロの映像を見ると、背中を伸ばした状態で最後まで引き切ることが重要な感じがします。)

6:Farmers Carry(ファーマーズキャリー)- 200m

これは得意種目でした。
重たいものを速く手放したい一心で速く走れました。
2周必要なところ、1人でノンストップで1周できました。まだ余力があったので、24kgであれば1人で2周もいけるなという感覚でした。

7:Sandbag Lunges(サンドバッグランジ)- 100m

種目面でも疲労の蓄積という面でも、ここが一番きつかったです。
連続でランジを行うとお尻、ふくらはぎ、大腿四頭筋、ハムストリングの全てが悲鳴をあげます。
そして一気に攣りそうになります。
距離が100mもあるのに一歩が小さいので、進んでも進んでもゴールが遠いという感じでした。
ここで無理しては最後のラン&ウォールボールに響くと思ったので、
交互に何度も交代しながら距離を刻みました。
これも1人で100mと考えたら恐ろしいです。

8:Wall Ball(ウォールボール)- 100回

これは得意種目でした。
パートナーの日向が練習会の時点で苦手と言っていたので、概ね僕が担当しました。
そんなにきつく感じませんでしたが、ターゲットが高いなとは感じました。
高さが届かずにノーカウントになるのが勿体ないのと、しゃがむタイミングをボールと同時にすれば時間短縮になるような気がします。
目と鼻の先にゴールがあるので、それだけを意識してガムシャラに投げ続けました。(あまりカウントを意識しすぎずにとにかく投げ続けることが重要です)

Rox Zone(ロックスゾーン)
RoxZoneは、ワークアウトを完了してからRUNゾーンに戻るまでの場所のこと。

このゾーンに給水ポイントがあって、2・3種目目くらいから毎回ここで給水ついでに休息をとっていたので、結構な時間になってしまいました。
ここの休みの時間をもっと短縮できればと思います。
が、どうしてもワークアウトで息があがってしまうので、難しいところです。

▷パートナーとの連携

【頭脳派と実践派の組み合わせ】
僕らの関係は、僕が頭脳派 / 日向が実践派。
僕がランのペースや周回数、次の種目の順番等を考え、日向と行う。
うまく得意不得意が分かれていたので、苦手種目は無理せず、得意種目で引っ張る形で行いました。
【支え合った瞬間】
ひと競技終わるごとにグータッチしてランに戻る。
なんの打ち合わせもしていないのに、その流れが定着していました。

まさに「ダブルス」——互いに支え合ってフィニッシュラインを切れたのが良かったです。
あの場にいる人は皆が主役で、お互いにリスペクトし合っている気持ちのいい空間でした。
自分が競技を行なっている時、背中からはペアの声、隣には共に走ってきた同志の姿。
周りを見ればスマホを向けている観客ばかりで、きついはずなのにとにかくアドレナリンが出てしまう、そんな競技でした。
結果と振り返り
▷最終タイム:77分55秒

【目標:90分切り】 → 【結果:77分55秒】 → 達成!⭕️
目標設定の精度については悪くなかったと思います。
初めての挑戦なので、追い込みすぎず、簡単すぎずのいい幅で設定ができました。
そして達成できたので満足感もしっかりと得られました。

▷体力面での気づき
【得意だった種目】
・RUN
・Sled Push
・Sled Pull
・Farmers Carry
(・Wall Ball )
【苦手だった種目】
・Burpee Broad Jump
・Sandbag Lunges
【もっと研究が必要な種目】
・Ski Erg
・Rowing
(・Rox Zone )
【改善点】
・上半身種目&ランは得意。課題は下半身でした。
また、フォームに関しては基本的に改善の余地がありました。
▷ペアとの連携で感じたこと

【ダブルスの良さ】
- 互いに声を掛け合える
- ふたりでゴールをでき、達成感を共有できる
- 交代してきつさを分け合える
→ダブルスは楽しかったです。
その反面、シングルスで本当の自分の実力を試したいとも思いました。
次回はシングルス&ダブルスのW出場を目指そうかと思います。
▷総評
初めての出場、ほとんど練習せずの状況を加味すると、77分は良い結果だったと思います。
重量は違えど、アスリートやインフルエンサーがすぐその場で同じ競技をこなしているところも見れて、**もっとタイムを縮めたい、あそこをもっとこうしていれば…** と、時間が経つほどクセになる大会でした。
今後の展望
▷次の目標( HYROX )

①ダブルスで65分切りを目指す
- 次回のHYROX JAPANは、夏〜秋ごろに関東での開催が噂されているので、その大会にまた日向とのダブルスで、PB更新に挑戦!
②シングルスにも出場
- ダブルスとは別に、自分個人の限界にも挑戦!(願わくばペアの日向もシングルスで出られれば面白いなと思ったり。)
③弱点を克服する
- クロスフィットジム契約 orドロップインで何度か参加することを検討中。
④基礎体力をつける
- HYROXに特化した練習より、[ランが速い/筋力がある] という基礎体力の方が重要に思いました。(少なくとも今の自分はそのフェーズにあります)
- 基礎体力&基礎筋力がついてから、HYROXに特化。コツを掴んで活かしていくという戦略でいこうと思います。
→小さく始める。地道に、今できることから。
日向との次の挑戦

▷次回はペア&シングルスで出場
- 日向も次のHYROXについては意欲がある様子。次回はふたりともシングルスで出場できるくらいの実力をつけて、ダブルスでの結果も出したい。
▷目標達成会議も継続
- 毎日の積み重ねにも目を向けられるよう、目標達成会議も継続。
▷マラソンも一緒に参加
今はまだ応募すら始まっていないので可能性の話ではありますが:
- ① 8月🇯🇵北海道マラソンに共に出場
- ②10月🇯🇵東京レガシーハーフマラソンに共に出場
- ③11月🇻🇳ハノイマラソンに共に出場(初海外マラソン)
そして” 秩序はサブ3.5 / 日向はサブ4 “をそれぞれ達成。
→僕たちの強みであるランニングの強化はHYROXにもつながる。
秩序個人の挑戦

▷マラソンサブ3.5達成
現時点のフルマラソンのPBは3時間51分。
昨年は膝の怪我もあってタイムが伸びなかったので、今年はケアもしっかり行いサブ3.5を達成する。
極めて個人的な意見ですが、ランニング界隈において:
ランナーを語るには最低限サブ4は必要で、胸を張るには最低限サブ3.5は必要だと考えています。(人にこの基準を強要は一切していません。)
▷表彰台に立つ
何の大会でもいいので、表彰台に立つ。自信をつけること。
▷ウルトラマラソン完走
昨年初めて挑戦したウルトラマラソンは74kmでDNF。
体力・身体より先に心が折れてしまったので、メンタル面の強化をしたい。

昨年参加したことで要領は得たので今年はいけると踏んでいます。
→高い目標を見ること。定期的にロングランを取り入れること。
あなたなりの挑戦を始めよう
『HYROXとは?』の記事にも書きましたが、私は人生は挑戦だと思っています。
“挑戦”というと大層な聞こえですが、大切なのはまず最初の一歩を踏み出すこと。

HYROXには、制限時間も参加資格もありません。
初心者でも参加できる **万人のためのスポーツ** です。
挑戦をすれば達成感が得られます。
友人と一緒であれば、苦しさも楽しさも共有できます。充実感が半端ないです。
目標を設定し、達成した時の高揚感は何にも変え難いものがあります。
本気で挑むからこそ感情が動きます。
と、大きく風呂敷を広げましたが、何事も**「小さく始めて徐々に広げる」**ことを私は大事にしています。
まずは、小さな一歩から。あなたなりの挑戦を始めましょう。
HYROX初出場まとめ
HYROX大阪:初出場で77分55秒。目標の90分切りを達成できました。
〈初めての挑戦で感じられたこと〉
・会場の熱気と一体感
・ダブルスだからこそ得られる達成感
・各種目の奥深さ
・もっと挑戦したいという余韻
次はダブルス65分切り、シングルス挑戦を目標に、日々、基礎体力向上に努めます。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
P.S. (後日談)
筋肉痛は翌日より2日後の方がキツかったです。
キツい順に:
1. 臀部(お尻)
2. 僧帽筋(首あたり)
3. ハムストリング(もも裏)
4. ふくらはぎ
5. 足首
このレースを3日続けて出ているタフな身体たちに憧れさせられるHYROX初出場となりました。
【この記事を書いた人】

北海道在住、26歳の男です。
当ブログの他にX(旧Twitter)もやってます。
【MBTI】INFJ-T(提唱者・慎重型)/ HSP
【ストレングス】学習欲・規律性・調和性・個別化・成長促進
元国家公務員。
現在はキャリアコンサルタント×心理カウンセラーを目指し、コーチング実践中。
サッカー、マラソン、筋トレ、ボードゲーム、脱出ゲームが趣味。
体を動かすことも、頭を使うことも等しく大好きなハイブリッド型。
ブログテーマ「小さく始めて徐々に広げる」
好きな言葉「蒔いたとおりの花が咲く」
テーマカラーは”ロイヤルブルー”
🔹身の回りを青で統一し、好きな物に囲まれて生活しています🔹
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